オンライン診療について

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院長は厚生労働省が定める「オンライン診療を行う医師向けの研修」を受講、認定済みです。当院は厚生労働省が定める「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に準じてオンライン診療を進めて参ります。

オンライン診療とは

パソコン、スマートフォンなどの通信情報機器を通じて患者さんの診察、診断を行い、診断結果の伝達や処方等の医療行為をリアルタイムに行う行為です。在宅医療において患者さんの側にいる看護師に指示等を行う場合もオンライン診療に含まれます。
診療を行う医師は、「かかりつけ医師」によって行われる必要があるとされており、ここでいう「かかりつけ医師」とは日頃より直接の対面診療を重ねているなど患者さんと直接的な関係が既に存在する医師とされています。全く初対面の患者―医師間でのオンライン診療は推奨されておらず、初診からオンライン診療を希望される場合は診療前相談(別途費用がかかります)という形で事前にお話を伺わせて頂きます。
 

オンライン診療の対象疾患・症状

  • 高血圧、高脂血症などの生活習慣病で投薬を受けていて症状などは安定しているが、仕事・家事などで受診が難しい方。
  • 気管支喘息で治療中、症状は安定しているが、仕事・家事などで受診が難しい方(ただし、3ヶ月に1回は必ず直接診察をさせていただくこととしております)
  • 当院に定期通院している方で新型コロナウィルスに感染、もしくは濃厚接触者になり、定期受診が難しい方
  • 当院に定期受診している方が新型コロナウィルス感染し、オンラインでの診療を希望される方。

 
その他、オンライン診療については診療前相談(別途費用がかかります)といった形で、オンライン診療についての相談も受けておりますので、いつでも当院にご相談ください。
 

オンライン診療の留意点

緊急性などの面から下記の症状の場合は初診からのオンライン診療に適さないとされています(2021年 日本医学会連合 オンライン診療の初診に関する提言)

  • 呼吸器系の症状:息苦しさ、喀血・大量の血痰、急性の激しい咳、喘鳴、急に出現した嗄声(声のかすれ)
  • 循環器系の症状:強い・あるいは悪化する胸痛/胸部圧迫感、突然始まる動悸、症状を伴う血圧上昇
  • 消化器系の症状:強い腹痛・悪心・嘔吐、吐血、血便/下血
  • 腎尿路系の症状:発熱を伴う腰痛、排便障害、下肢の症状を伴う腰痛
  • その他:強い痛み、めまい、意識障害、けいれん、まひ、激しい頭痛など

 
また上記以外の症状でも、オンライン診療を行う中で直接の対面診察が必要と医師が判断した場合はクリニック受診を促すことがあります。
 

オンライン診療を受けるための手続きについて

オンライン診療を希望される患者さんはまず当院にご相談ください。
オンライン診療を行うにあたっては、事前にオンライン診療の利点及び生じる可能性のある不利益について、またに通信情報機器を用いることでのプライバシーの保護について十分説明を行い、同意書を頂いた上でオンライン診療を行うよう厚生労働省からも指針が示されており当院では同指針に則ってオンライン診療を行ってまいります。